FONZの料理人たちは、日々メニュー開発や改良を続けています。私たちがおいしいと思う料理をお客様に提供させていただくことが、自信を持ったサービスにつながることと考えます。
FONZでは、秋に収穫を迎えるそばの実から、美味しくて良質なものを独自の視点で集め、その実を粗めに挽くことで、独特の食感と風味を際立たせます。特注で仕上げた石臼で、その日に召し上がっていただく分だけを自家製粉しています。つけ汁には厳選した醤油と国産カツオ、昆布を使用し、丁寧に毎朝だしをとり、そばとの相性を考えています。
酢重の米は、長野県望月産・飯山産コシヒカリを主に使用しています。手作りの銅釜で炊くことで一粒一粒がふっくらとし、甘みが出るのが特徴です。ごはんに合うおかずには、信州の味噌、醤油を調味料とし、料理人たちが厳選した食材が持つ旨味を最大限に活かす、シンプルな味付けを心がけています。
FONZのパンは、国産小麦をはじめ、世界各国の上質な小麦粉から作られています。それぞれのパンの個性や特徴に応じて粉を使い分け、工房内で作る数種の天然酵母がその味や香りに深みをもたせます。低温で長時間発酵させるこだわりの製法から風味豊かなパンに仕上がり、独自の粉の配合から独特な食感が生まれます。
FONZの新鮮で生き生きとした野菜は、信州の農家さんの協力なしでは実現できません。土作りからこだわり抜く生産者は、魚粉や菜種油などのEM菌肥料、海草、ケイヒなどを発酵させたものを混合した有機肥料を使用します。隅々まで栄養が行き渡った土で育った野菜は、各店舗に直送され、皆様のテーブルに運ばれます。