スタッフインタビュー
INTERVIEW

学生時代から料理が好きでよく作っていたので、19歳から百貨店に入っているお店で働き始めました。その時の上司や先輩から盛り付けや覚えの良さを誉められ、もっといろいろなことを勉強したいなという気持ちが強くなりました。就職して7、8年経ったころに、メニューや食材にいろいろな制限があるように感じ、その環境から抜け出したくて退職。その後はホテルや会席料理屋などを転々としましたが、多くのことを勉強出来たので、いまの自分があるのはそんな経験があったからだと思っています。

30歳を過ぎたころから、生まれ育った長野で仕事がしたいなと思うようになり、その時に初めてFONZの存在を知りました。長野から国内、世界に活躍の場を拡げつつあった会社に興味を持ちましたが、その当時はもう少し東京で仕事を続けることに。数年後にやはりそろそろ長野に帰りたいと思い、蕎麦がやりたいなど決まった理由も特にありませんでしたが、自然とFONZを選んでいた自分がいました。

些細な笑い話やちょっとした団欒があり、良いバランスが取れている

入社当時はコロナ過ということもあったので、いろいろと苦しい日もありました。仕事へのモチベーションを保つことも、スタッフの人数が集まらず肉体的に辛いことも。それを一緒に乗り越え、いまも在籍している仲間たちにはとても感謝しています。

良くも悪くも時間のあった数か月の間、蕎麦釜以外のポジションを一通り教えていただきました。そして翌年のゴールデンウィークからは蕎麦釜を任せていただき、有難い事にいまは1年前より料理長として働いています。どんな時も先輩方の親切な指導により戸惑うことなく学ばせていただけたように思います。

現在は毎日多くのお客様にご来店いただき業務に励んでいます。その中でも仲間同士、些細な笑い話やちょっとした団欒があり、良いバランスが取れていると。そして相談に乗ってくれるブランドマネージャーの方々には、いつもとても助けられていると感じます。役職やポジション関係なく、同じ目線で的確なアドバイスをいただける。定期的にお話させていただいくことで、自分は苦しい時もモチベーションを保てていました。頼りになる存在が近くにいることを一緒に働いている仲間たちにももっと伝えられたらいいなと思っています。

多くの人の可能性を見出せるのも魅力のひとつ

自分自身もうすぐ入社4年になろうとしています。FONZでは人柄や人間性もしっかりと見てくれていてキャリアアップに繋がっていると感じます。それはいまもこれからも一緒に働いている仲間の大きなやりがいになります。課題は山積みですが、自分も料理長という重大な仕事を任されるようになりました。いくつもの飲食店で働いてきましたが、これほど勢いのある会社は多くはないと思います。毎年多くの店舗が出店しています。ひとつの店舗が自分に合わないとしてもいろんなブランドや店舗があるので、きっとひとりひとりにあった働き方が見つかるのではないでしょうか。そんな多くの人の可能性を見出せるのもFONZの魅力のひとつだと思います。

そしてFONZの大きな魅力としてはやはり、お客様にこんなにも愛されていることだと。いままで先輩方が築いてきた信頼や、料理、空間、サービスが、お客様にとって特別な存在になっている。そんなお客様がたくさんいらっしゃる中で自分はいま、安心して仕事をさせていただいていると思います。

今後の大きな目標としてふたつ。ひとつは新店の立ち上げに携わることです。新しいお店を一から作り上げるのは大変だと思いますが、それ以上のやりがいや達成感を感じられるはずです。そしてもうひとつはブランドマネージャーを目指すことです。軽井沢エリアは厨房出身のブランドマネージャーも少ないので、自分が経験した事を活かし色々なことを伝えていきたいです。まずはいま抱えている課題に取り組み、一緒に働く仲間が働きやすい環境をつくる。ご来店いただいたお客様にできる限り精一杯のおもてなしをすることに、すべてを注いでいこうと思います。